2009年01月18日

「タンパク質の一生」 永田和弘 著 岩波新書 2008年6月発行

タンパク質の一生 ― 生命活動の舞台裏 (岩波新書)
タンパク質の一生―生命活動の舞台裏 (岩波新書)永田 和宏

岩波書店 2008-06
売り上げランキング : 10942
おすすめ平均star


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

人の体は約60兆個の細胞からできているというが、その細胞ひとつひとつの内部では、DNAの情報をもとに多くのタンパク質が作られている。もっともアクティブな細胞では、1秒間に数万個のタンパク質が作られるという。それらタンパク質が生成されてから消滅するまでを、主に細胞内での活動にフォーカスして説明した、すばらしい本。

驚くのは、一つの細胞それ自体が、めまいがするような複雑極まりないシステムであることだ。そのシステムの様子が、タンパク質の生成や輸送、消滅の仕組みを説明することによって、語られていく。

続きを読む
posted by beverlyglen2190 at 14:01 | Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。