地球の平均気温は、1970年代半ば以降はほぼ一貫して上昇してきたが、1998年をピークにこの10年間は横ばいないしは低下し、2008年は21世紀で最も低かったという。(実は2000年はさらに低かったのだが、2000年は21世紀じゃないからね) IPCCは2000年から2025年にかけて10年当たり約0.2度上昇するとしているが、実際は最近10年で約0.2度下がっており、IPCCが予測する気温上昇カーブからの隔たりが広がっているという。
この話は昨年5月ごろにもネット中では話題になっていたが、これを取り上げたマスコミはほとんどなかったと思う。私が知っている限りでは、昨年末の「さんまのホンマでっかニュース」で、パネラーの発言をそのまま放送した件があるが、発言が字幕で示されたわけでも詳細な説明があったわけでもなく、パネラーの一発言としてサラッと流される形で放送されただけであった。
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