韓国の先発ピッチャーは、北京オリンピックできりきり舞いさせられた、サウスポーのキムグァンヒョンでしたが、日本の1番バッター イチローが、キムのウィニングショットであるスライダーをライト前にはじき返すと、ここまでノーヒットだったイチローの一打を首を長くして待っていた東京ドームの大観衆から大きな歓声が沸きあがり、これで日本のいけいけムードを一気に作り上げたといってよいでしょう。ホームランは4番村田の3ランと城島の2ランがありましたが、ヒット、フォアボールをからめ、大差になっても集中を切らさない各選手の丁寧な攻撃により、結果的に大量得点となりました。
日本の先発ピッチャーは松坂。1回裏はスライダーのコントロールがままならず、韓国の4番に2ランホームランを浴びますが、2回以降はシュートやカットボールを多投するスタイルに切り替え、4回を2点のみに抑えました。その後の継投も問題なく無得点に抑え、歴史的な勝利を導きました。
続きを読む