留学は、現在学生である方々にとっては、現実的な進路の選択肢かもしれません。不景気で日本国内の就職状況が厳しい中にあっては、なおさらです。また、社会人の方々にとっても、転職によるキャリアアップがままならない中、留学してスキルアップしよう、というのは、大きなモチベーションになります。英語の習得を目的とした短期の語学留学なら、行き先はイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどいろいろ考えられますが、大学院できちんと学びたい、特にエレクトロニクスやコンピュータ関係となれば、留学先としてはアメリカが第一候補となるでしょう。私が米国の理系大学院に留学していたのは、もう10年以上前になるのですが、アメリカの理系大学院に合格するのはそんなに難しくないのを知って驚いたものです。10年以上前に私が経験したことだと断って、そのことについて書いてみます。
まず驚いたのは、大学固有の試験や面接などを行わず、全て書類のみで合否を決めるということです。これは、日本の大学受験しか知らないものにとっては、信じられないといってもよいでしょう。では、どんなものを提出すればいよいのでしょうか。
成績関係としては、大学時代の成績証明書、TOEFLの結果、GREの結果、があります。TOEFLは米国以外の国からくる留学受験者に課せられる英語の試験、GREは大学卒業程度の学力があることを証明する試験で、ともに日本で受験できます。それぞれどのくらいの成績が必要かは、各大学が公表していますので、それをクリアしている必要がありますが、たとえ最難関の大学院であっても、これらの成績はそんなに高いものが要求されるわけではありません。
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posted by beverlyglen2190 at 18:30
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