LG Electronics Japan 21.5型ワイド IPSパネル/ホワイトLED BLU採用液晶ディスプレイ(ブラック筐体) IPS226V-PN LG Electronics Japan by G-Tools |
過去3回の記事で、自宅のメインマシンのグレードアップについて書いてきましたが、こうなると周辺機器も何かと買い換えたくなるもの。ここ最近気になっていて買い換えたいなと思っていたのが液晶ディスプレイでした。
今まで使っていたのは、MP915導入時に同時に購入したIiyamaの17インチ液晶ディスプレイ。それ以前はメインマシンにノートPCを使っており、テーブルにおけるディスプレイを持っていませんでした。確か当時秋葉を歩き回って、その時点ではかなり安価な3万円ほどで購入し、電車で持ち帰った記憶があります。ですが最近は、さすがに5年ほど前の製品だからか安価で入手したからか、全体的な色の鮮やかさや、画面の左上の部分にとくに色むらがでる部分があることなどが気になっていました。また、視野角の狭さも問題でした。現在は座テーブルの上にPCやディスプレイをセットし、その前の床に座って操作しています。キー入力が必要なときはテーブルの前にきちんと座って操作しますが、動画を見るときなどは、床に寝っころがりながらリラックスして見たいときがあります。ですがその場合、ディスプレイを下から見上げることになり、視野角の狭い現在のディスプレイでは色がよく見えません。そこで、できれば視野角の広いといわれるIPSディスプレイがいいなと思っていましたが、まだまだ高価なことから躊躇していました。そんなところに現れたのが、21.5インチフルHDのIPSディスプレイでありながら2万円を切るという、LGエレクトロニクスのIPS226Vです。
この製品のアナウンスを聞いたときは、「もうこれしかない」と思ったのですが、他社同等製品は3万円以上していましたので、さすがに2万円を切るというのはどういうことなのか、一旦頭を冷まして検討する必要があるな、と思いました。そこで発売直後すぐポチッとしたいのを我慢して、2週間ほどその評判をウォッチしていました。専門家と思しき方々のレビューが出始めたのでそれらを読んでみると、色再現性やその他の非常に細かい点についていくつか指摘されていたものの、ディスプレイに特に高い要求を持っていない私には、問題がないように思われました。また、LEDバックライトを採用しているせいか、現在使用しているディスプレイよりも消費電力が(カタログ値で)減少しているのもメリットです。さらに、LGから同時に23インチ製品のIPS236Vという製品も発売されたのですが、この2製品はIPSの方式が異なり、21.5インチ製品のIPS226Vの方が最新式で開口率が向上している、というのも興味深い点でした。唯一の問題と考えられるのは、IPSの欠点といわれる応答速度ですが、自分の用途といくつかのレビュー内容から、まあ問題ないだろうと判断し、購入を決断しました。
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