インフィニティ(紙ジャケット仕様) | |
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エヴォリューション(紙ジャケット仕様) | |
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ディパーチャー(紙ジャケット仕様) | |
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エスケイプ(紙ジャケット仕様) ジャーニー Sony Music Direct 2006-12-06 売り上げランキング : 86253 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
フロンティアーズ(紙ジャケット仕様) | |
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買ってあったのは、上にあげた4thから8thまでの5枚です。サンタナバンドでカルロス・サンタナと互角に渡り合い、若き天才と称されたギタリスト、ニール・ショーン。彼が同じくサンタナバンドにいたキーボーディスト、グレッグ・ローリーとバンドを組んだのが73年。75年に1st albumをリリース、その後2枚のアルバムを出すもヒットに恵まれず迎えた78年、類まれな声をもつボーカリスト、スティーブ・ペリーを新たに迎えてリリースしたのが4th「インフィニティ」で、ここからロックグループ、ジャーニーのサクセスストーリーが始まりました。そして、ロックの産業化の大きなうねりの元で、メガヒットアルバム「エスケイプ」「フロンティアーズ」へとつながっていくのです。
私は元来、アーティストやグループが大成功する直前の、個性や実力が内に充満して爆発寸前というのが感じられる時期のパフォーマンスにとっても魅力を感じるのです。例としてイーグルスでいうなら、ホテルカリフォルニアよりも、その前のアルバム「One of These Nights」が好きだし、ドゥービーブラザーズなら、マイケルマクドナルドが加入して大ヒットした「ミニットバイミニット」よりも、その直前の「Takin' It To The Street」が好みなのです。
ジャーニーについてもその感覚は同じで、特に好きな楽曲が、「インフィニティ」の冒頭を飾る「Lights」と、5th「エヴォリューション」からヒットした「Lovin', Touchin', Squeezin'」です。両曲とも知らぬ間に口ずさんでいるほどで、特にLightsは、♪When the lights go down in the city〜 と始まり、次第に朗々と歌いたくなる自分を抑えるのに、ほんと苦労します。
一方、「エスケイプ」以降は、Who's Crying Nowなり、Open Armsなり、当時本当によく聞いた(聞かされた)曲はやはりいいことはいいのですが、「エスケイプ」のバラード曲はある意味歌謡曲のようでもあり、「フロンティアーズ」はハードな面を押し出してはいても何だかオーバープロデュース感が強いように感じます。
そんなこんな言いつつも、ジャーニーの爽快なサウンドは冬の晴れた寒空にもよく合うなあと感じた年の瀬でございました。