2009年01月06日

NHKの "「わかった」スピリチュアル報道" が変わった

今日NHKのテレビニュースを聞いていて、あれっと思う部分がありました。別の時間に今度は注意して聞いてみると、昨年までと明らかに違う言い方をしている箇所を見つけました。
今まで
「〜であることがわかりました」
といっていたのが、
「〜であることが警視庁への取材でわかりました」とか
「〜であることを警視庁が発表しました」
となっていたのです。

昨年までの、ただわかりましたとだけいって、取材元や引用元を示さないやり方を、ジャーナリストの上杉隆氏はその著書の中で "「わかった」スピリチュアル報道" と呼んでいます。

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(カーソルを載せると画像がポップアップします)

私もかなり以前からこの言い方については、どのようにわかったのだろう、マスコミが情報をこのように天下りで得たかのような言い方は、マスコミ自らを否定した言い方ではないか、と思ってきました。(私が子供のころは、天下りという言葉は、理由や証明も示されず結果のみが与えられることと教わりました。たとえば数学の公式を、その証明なしに、さあ覚えなさい、使いなさい、というような場合です) その後、日本のマスコミに記者クラブというものがあると知った後は、ああマスコミというのは独自に取材しなくても独占的に情報が与えられるので、〜がわかった、という言い方をするのだ、まさに情報の天下りなんだなあ、と理解していました。さらに上の本によると、他のマスコミが先行報道した内容を引用する際にもこの言い方を使うのだということを知りました。自ら独自取材することをせず、権力の監視というマスコミのもっとも大事な使命を放棄し、さらには他人の表現、情報にただ乗りするなど、この「わかった」表現は日本マスコミの数々の問題点を浮き彫りにしているわけです。

その「わかった」表現をNHKがやめたというのは、NHKの中で何か変化があったのでしょうか? NHKがこのままこの方針を続けていくのか、他社はどう対応するのか、しばらく見てみたいと思います。



posted by beverlyglen2190 at 17:56 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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