玄米は、簡単に言えば精白されてない米のことですよね。胚芽が除去されておらず、ここにビタミン、ミネラルが豊富に含まれているそうです。雑穀は、幅広い種類の穀物類で豆類まで含むそうですが、一般的にはアワ、ヒエなど日本古来から食べられてきた穀類ですね。こちらもビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれているそうです。
まず疑問なのは、食べて痩せるという食品は、客観的に考えると、1)カロリーが低いか、2)体への吸収率が低いか、3)体に悪いかのどれかでしょう。
玄米も雑穀も、おそらく1)2)の2つがあてはまるでしょう。特にビタミン、ミネラルというのはカロリー以外の重要な栄養成分ですが、2)の程度がどうかというのは重要です。
さらに玄米については3)の心配もあります。すなわち、精白してないので残留農薬が多いのでは、という点です。したがって、低農薬/無農薬の玄米ということになるでしょう。
もう一つの疑問は、昔から作られて且つ最近まで食されてこなかったものが、なぜ現在ふつうのお米の2倍から10倍の値段がするのか、ということです。
ダイエット効果ということで需要が急激に伸びたから価格も急激に上がったという純粋な経済学的現象なのでしょうか? しかしダイエットと銘打てば高価でも売れるという魂胆が見え隠れしています。
以前書いたように、私はコンビニ弁当依存生活から自炊での野菜を多く取る食生活に変えてやっと少しずつ腸内環境がよくなってきました。玄米や雑穀は、いわゆる便秘体質の人にはとても効果があるようです。私はもともとやせ型ですし、下痢体質からやっと脱しつつあるような状態ですから、玄米や雑穀を高いお金を払って試すのはちょっと違うかな、と思っていますが、どうなのでしょうか。