2009年05月03日

住宅用火災警報器・火災報知器 既存住宅でも設置義務付け 遅くとも2011年5月末までに

住宅用火災警報器を全ての住宅で設置しなければいけない、という法律が2006年6月に施行されているって、ご存知でしたか? 新築住宅、既存住宅にかかわらず、火災警報機を遅くとも2011年5月末までに設置しなければならないそうです。
既存住宅については、各自治体の条例によるそうですが、全ての寝室と寝室のある階段、台所などに火災報知機を設置する必要があります。特に、就寝時に火災が発生し、気づくのが遅れて犠牲者が発生することが増えているそうで、それを防ぐための措置といえるでしょう。

設置する火災警報機は国内規格であるNSマークを取得した製品である必要があります。火災報知器のメーカーには、パナソニック電工、能美防災、ホーチキ、ニッタンなどがあります。他にもたくさんのメーカーがあるようですが、これらのメーカーでNSマークを持つ製品なら問題ないでしょう。

火災警報機には、煙感知型と熱感知型があります。普通は煙感知型を設置するようですが、台所など煙が発生する場所では誤動作の可能性があるので、そのような場所では熱感知型を設置するようです。また、ほとんどのものが電池式ですが、最近はそのほとんどが電池交換なしで10年以上動作するそうですので、そのような製品なら安心です。

賃貸住宅では、火災警報器を設置する義務は法律上は家主と借主の双方にあるそうですが、アパートのような普通の賃貸契約であれば、家主が設置するのがほとんどだと思います。悪徳訪問販売がこの義務付けを悪用して跋扈しているようですが、自分の部屋にまだ火災警報機が設置されていないからといって、悪徳訪問販売に騙されないようにしましょう。火災警報機はせいぜい1台1万円程度であること、住宅用火災警報機の訪問販売はクーリングオフの対象であること、などを頭において、冷静に応対すればよいと思います。


posted by beverlyglen2190 at 18:53 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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